2020, October 3rd Saturday 7AM
10月1日は中秋節でした。アジア各地からお祝いと労いの言葉が送られてきます。
かつて種まき(Promotion)をしておいたものが、「中秋節」に突然の打診になって返ってきます。それもタイの会社から、それもタイのパーティクルボードに関しての追加の情報要請と価格見積依頼です。昨夜、「十六夜」のコレポンで追加情報にはご満足頂けました。写真はパーティクルボードの原材料になるゴムの林です。工場の周辺は無尽蔵とも思われるゴムの植林の林が延々とつながります。
追加情報はシンプルです。『なぜ一般のパーティクルボードは臭いがあるのに、(例えば組立て家具のように)酒井さんのものはそれを防止していると言えるのですか?それは接着剤に含まれるホルムアルデヒドの調整ですか?ーーー』
『臭いの発生原因は材料である木材から来ています。木材と言っても更に幾つかの要因に分解されます。
① 「単一の」「Freshな」「刺激臭の少ない材料」で構成しています。更にその林はとても「良好な土壌や空気」で包まれています。木も生物ですからそれぞれの特有の刺激臭があります。パイン、ユーカリ、ポプラなどの木々に比べて刺激臭の少ない木であるゴムの木を選んでいます。①はその木が本来持つ刺激臭です。
② 「Fleshな」材料を用いている。「切り出しから搬入、プロセス投入まで」の時間管理と品質管理です。要するに材料である材木は切り出しと共に常に腐敗が始まっています。その腐敗防止が最大の要因です。材料供給者であるゴム採集業者への指導から始まって製品完成に至るまでに材料の管理が大事です。②は木の腐敗による細菌の臭いです。 もちろん、他社でもやっていることですが、接着剤の改良です。(但し、これは実際には他社もやれることですので差別化要素にはなりませんし、必ずコストに跳ね返ります。お客様はどうせ接着剤の改良と回答するに決まっていると思っておられるので、ここはサラリと回答します。)私はケミカルや樹脂の管理を正しくして、その他の添加物を入れませんとだけ答えます。 更には最新鋭で導入した装置にも臭いを防止する特徴があるのですが、それは開示できません』と返します。
回答には大変満足を頂けました。これから量と見積もり価格の交渉です。
相手の予期せぬ、しかも本質をしっかりとお伝えすることが、この時期にはより大切です。
酒井明彦
株式会社 酒井産業総合研究所 Sakai Research Institute of Industry Co., Ltd. 代表取締役 CEO & Founder sssk.co.jp
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